テクニカルサポーター/レギュラー 感想双六三昧

 

29歳・(株)柿元不動産勤務・柿元恵美子

 『双六三昧』というタイトルからして『麻雀放浪記』のような感じかな?と思っていましたが、演劇を観終ってなるほどと思いました。

 確かに人生には様々な出来事が付き物だけど、それはもう人それぞれ。まさに人生色々といった具合です。

 幸せでありたいとは誰もが願う事だけど、実際の所どうなんだろうか?何が幸せとも良く分からずに幸せになりたいと連発してるだけかも。幸せという項目も人生の双六板に無数に書いてある。

 ダイスの目を一個ずつ着実に進めていく様に、ありきたりの平凡な人生が幸せと思っている人や、ダイスの数を6ずつ出したり、10戻ったりしながら最後には、派手に高飛びして海外移住なんかした方が幸せなどと思う人もいるのだろう。

 結局自分が望んでいる人生と現実のそれには大きな隔たりがあるという事と、今こうして生きてる私達そのものが双六人生なんだろうなと、改めて考えさせられました。

 

17歳・高校生・中村光佑

 後味の残る劇だなと思った。今までの2回の公演が、激しくなった所で終わるのに対して、今回はワンテンポずれたあとにうっすらと消えていくので、つい自分はサンシンが走り出して終わるのかと思ってたので意外だった。最後のサンシンが2ばっかりで、起きることも、ありふれた事ばっかりで、とても切なくなった。

 今回は率直に感情が劇の中に入っていった。意味のないようなセリフのくり返しが、しっかり後で生きてきてよかった。しっかりそこに空間ができあがっているので、劇が終わった後に気持ちがいい。

 笑わせ方についていえば、やっぱり単調かな。もっと意外性のあるものが見たい。役者の気持ちのもり上がりももう少しほしい。でもいい意味で可能性が見えた劇だった。

 

29歳・あかりや・はなちゃん

 初めてクロックアップ・サイリックスのお芝居を拝見させていただきました。

  以前、主催の川原氏のお芝居を何回か拝見させていただいたことがあります。

 今回の芝居大変楽しめました。

 苦言を呈すならば役者の皆さんの声が聞こえにくいと言うことでしょうか。

 後半、喉も絶好調となり、声の通りも良かったのですが

 前半は何を話しているのかちょっと聞き取り辛かったですね。

  (落ち着いた感じと声が小さいと言うことは必ずしも同義ではないと思います。)

  逆の意味で芝居全体がいい感じに後半盛り上がった気がします。

  まあ演技論をぶち上げるほど目の肥えた観客でもないのでタワゴトとして聞いていただければ幸いです。

 話の内容としては、いかにも「作/演出 川原武浩」と言うところですね。

  かの演出家らしいシーンが随所に見られ、ある意味以前から変わらぬ川原ワールドが展開されていました。

 以前から「数押し!」が得意な氏ではありますが、最近その傾向が減少し寂しく思っておりました。

 芝居当日の昼に一緒に観劇に行った友人に「サイコロとくれば今日はサイコロが1万個くらい降るぞ!」と予言していたのですが当たりましたね。(笑) 今後の活躍が非常に楽しみな劇団だと思います。

 次回も期待しております。

 

27歳・働く主婦・美香

 前回”まどかぴあ”での「時々王」を拝見させて頂きました。

  私自身の好みで言わせてもらえば今回の「双六三昧」の方がよかったと思います。各人のインパクトをもすごく感じました。話の内容もとてもわかりやすく幾度かの”ツボ”に見事にはまってしまいました。

 今後も楽しみに拝見させて頂きます。

  お体に気をつけていい作品をたくさん作られますように・・・ありがとうございました。

 

28歳・敏腕サラリーマン・父ちゃんお乳

 まずは作品と別に・・・「ごあいさつ文」いつも楽しみにしています。期待を裏切らないけっさくありがとうございます。

  作品は、シドニィシェルダンの『真夜中は別の顔』のようだなーというのが印象です。ただ『真夜中・・・』は途中であきてやめてしまいましたが、本作品は最後まで楽しむことができました。

 ネギが武器だったり、バットだったり、バイト=ゲッツーが立位置によってキャッチャーになったりとそこに居る人、そこに有るものを有効に、効果的に使っているところに落語的な印象を受けました。

 次回も森久さんにはがんばって頂きたいです。 体を鍛える道具はいくつあるんでしょうか?

 

30歳・偽善者・しげまん

 楽しく観劇しました。

 クライマックスあたりで大量に降ったサイコロが江崎くんの経洛秘こうをつかずにムネをなでおろしています。しかし、「やつら、やつら、つらつらつらららぁッ」とい烈死する生きザマも一興かな。

 すごろくねぇ。ドラクエ3の新しいのに、ミニゲームで入っとたらいいねぇ。してないから分からんけど、おもしろいのかしらん。

  いますごろくしたい?てきかれたら、べつにしたくないねぇ。賭けたら面白いんかな?しびれる勝負は何か賭けないと成り立たないかな。ま、でも勝負にはいつも何か賭けてるよねー。お金であったりプライドであったり、何らかの思い入れみたいなの。

 そういうレートにふるえ上がるくじけたがりのハートに挑む・・・ていうようなストーリーだったかなぁ。

 よく敵と自分を知れば、百戦あやうからずていうけどあやしいよねー。ていうか知っても実力がダンチだったらどうだろう。すごい卑怯なコトして勝たないかんのかなー。

 この芝居みてたら、逃げつづける男に、ぐずぐずせんでしっかりやれと思うけど、実際たとえばサッカーとかしてて自殺点いれたりすると何かもう何もかもがイヤになるよねー。それが決勝とかだったら、目もあてられないよねー。あーイヤなこと思いだした、忘れよう忘れよう。まぐれで入れた10メートルのバスケシュートを思いだしてハートのコンディションをととのえよう。

 どうでもいいけど第三共進丸てフネのネタあったけど、第五福竜丸がすぐ浮かんでしまった。東京の夢の島にすててあるというかかざってあるというかビミョウな・・・超右翼新聞Y誌が、ビキニでヒバクした五福の船員が現場から逃げ去り東京のさかり場でかくれ飲み歩いてたのを国賊とばかりに非難したのを、その非難にはふれず、船員が、いかにひどい被害にあったかを強調しだした。記事も貼ってあり、興味深かった。東京に行ったらこの第五福竜丸と目黒寄生虫館には必ず行くべきだろう。

 

29歳・会社員・kaneko junji

 高校野球等に代表されるベタなネタを共通感覚とか共時性とかで見るのは、うちわっぽくてあんまり好きじゃない。(私自身はわらえたけれど・・・)

 テーマを書くのはヤボだと思いますが・・・、「人生のジャンプの幅は人それぞれ」? たのしい時間ありがとうございました。

 

36歳・絵描き・マヤK

 複数の世界のはぎあわせ方が巧いね。これは好きだ。(前回のは、サッカー世界に行きっぱなしだったことだし)どちらが「表の話」とも「裏の話」ともつかない比重がいい。

 サイコロのシャワーは、予測できた筈なのに、まんまと驚かされてしまったよ。あれはキマった。針穴写真館時代から数えても、三本指に入る出来とみた。